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夢スケッチ 第4回 (20180407)

​屋上ガーデンで実現する都会の別荘暮らしの夢

第4回目の「夢スケッチ」は現在住んでいるお住いで「もっと光のあふれる暮らしがしたい」という夢と、収益を生むようなプランで建て替えをローンなしでできたら、という夢をあわせたご希望です。

 

今までの夢スケッチは、これから新たに住まいを作りたい、という夢をお手伝いしてスケッチとアドバイスをしてきましたが、本日は、すでにお住まいを持たれている方からのご相談です。

すでにお住いに住んでいらっしゃっており、そこでの建て替えを含めた理想の住まいにするためにはどうしたらいいか、とのご相談ですので、ご自宅へ伺い、実際の環境などを見ながら、理想の住まいへの方法を考えることにしました。

最初に、ご主人からご希望があったのが「光の入る家で過ごしたい」というご希望。

現在の家は、南隣の家と同時に建てられた分譲住宅を購入されたものですが、購入した時はまだ工事中で、説明では南の敷地は一段下がって建てられ、もっと光が入るはずだった、とのこと。

建築業者の手違いで南隣の敷地が同じ高さになり、光が入りにくくなったことで、明り取りの天窓を付けてくれる等の対応はしてくれたものの、満足な明るさにはなりませんでした。

 

また、最近この南隣の家を買い取り、賃貸に出しているとのこと。

 

これらの希望から、光の入る家、収益部分を設けることで、建て替えに必要な費用を自分で稼げる家、というものを今回の相談の目標に検討をしました。

まず、敷地は3階建てなら建てられる法規制のため、南に自己所有の賃貸住宅が建っている現在の家を、一体にして3階建てに建て替える計画案を提案しました。

その3階と2階に住むことで、南は道路に面した庭(駐車場)に面し、上面と南面から光が十分に取り入れられる、光にあふれる住まいが実現できます。

また、1階(2階の一部も)賃貸住宅にし収益を上げることで、建て替えの費用をすまい自らが稼ぎ出す、持ち出しなしの建て替えを実現する案を提案しました。

 

奥様からは、長い間暮らしてきて、これから他人と同じ家に同居して気兼ねをする思いはしたくない、とのお気持ちも聞きましたが、建て替え費用を持ち出しにする、という選択が可能であれば、これは実現可能です。この点についてはしばらく奥様とご主人でお気持ちの整理をしていただき、それに応じて計画を調整することはできます。

プランについてですが、高さの制限をクリアするための案として、3階の上を平らな屋上にする、というご提案をしました。

すると、建物の広さと同じ屋上庭園が得られることになります。

最近は、木造住宅でも、鉄骨や鉄筋コンクリートと同じような屋上を作る事のできる材料が出てきています。

また、重さに対する構造の補強が必要になりますが、その屋上に土を載せて屋上ガーデンを作ることも出来るようになっています。

この話をしながら、ご夫婦で屋上ガーデンに対する夢がどんどん広がっていくのがわかりました。

私もこの屋上ガーデンの姿をスケッチしてお出ししました。

​そのほか、室内では、伸び伸びと洗濯その他の家事ができる家事専用ルームのご希望や、収納力があり、床の水洗いも簡単な玄関のアイデア等のお話もさせていただきました。

奥様は、今まで知らず知らず現状に満足しようとして、夢を見ることに自分で蓋をしてしまっていた、という事に気付きました、とおっしゃていました。

まだ現実に縛られていない学生時代に見ていた夢をみること、何よりもその時にわくわくした気持ちを思い出せた、と喜んでいただきました。

 

ご主人は奥様が喜んでいる姿、にとても喜んでいただきました。

また、ご自分の家が理想の家になるかも知れない、という予感を覚える、とおっしゃっていただきました。

 

私も自分自身、お客様のわくわくする気持ちを一緒に体験することで、自分もその都度同じくらいわくわくする気持ちを味わうことができることがこの夢スケッチをやっていて一番楽しい点です。

 

また、更にくわしい敷地の情報など後でいただき、ご希望をいただければ更に詳しいプランご相談を伺うことができるむね、お話して今回のわくわく体験は終了しました。

 

また、外資系メーカーの役員を経験され、今もコンサルタントとしてご活躍中のご主人からは、初めて間もないこのセッションの進め方、お客様との接し方も特別に教えていただき、私の今後の展開に生かさせていただきたいと思います。

 

いろいろありがとうございました。

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