top of page

第2回夢スケッチ お客様の声

20180225 森の中の家 

数年前、二度にわたり訪れたバルセロナで、憧れのガウディ建築を目の当たりにしました。その世界観と芸術的な様式にすっかり魅了されて以来、いつかこういう家に住みたい!と強く思っていました。

以来、旅先でいいなと思う物件や家具の写真を撮りためていました。

だけど実際のところ、そんな芸術作品みたいな住居はあまり見かけません。いったいどうすればいいのか…。分からなすぎて、それを口にするのもはばかられます。

 

 

そんな折、こちらのセッションのお話をいただきました。すぐには実現せずとも、頭の中の膨らんだイメージを整理したい、現実に落とし込みたい。いったいどんな風に仕上がるのかとても楽しみでした。

 

 

そもそも建築家さんと関わる機会など皆無でしたので、いくら知人の三宅さんとはいえ、最初の方は緊張もありましたし、ついつい常識が働いて、既存の概念に沿うような要望を口にしていたと思います。

 

しかし、スケッチが二枚目、三枚目と進むうち、「ガウディ建築みたいな家に住みたい」

という本当の声大きくなっていきました。そうだ、わたし本当はこういう世界観が大好きで、だけどそんな事を現実の世界では受け入れてもらえるわけないと思って、無理やり既存の型に当てはめて言語化してたんだ。なんてつまんない事をしていたのか!

 

そう気づいてからが不思議です。次々にアイデアが浮かびます。わたしの口から出た単語やイメージを、まるでキャッチボールでもするかのように、膨らませ、三宅さんが紙にスケッチしてくれます。点在していたイメージの粒たちがどんどんつながって、一つの世界観として具象化されてゆく。とてもファンタスティックな時間でした。

 

それから最後にまとめでいただいたキーワードには驚きました。理想の住まいやその周りの環境についての要望のはずが、まるでわたし自身の理想の在り方、周囲との接し方のように感じられるのです。住まいとはもう一人の自分。持ち主そのものを表すものなのかもしれません。だとしたら、本当に心地よくて、大好きと思える家に住みたいと心の底から思うようになりました。その最初の一歩となる創造的なセッションでした。とても楽しかったです♪どうもありがとうございました!

bottom of page